劇場版シドニアの騎士 あいつむぐほし 感想
公開終了までによかったああああああああああ。
とにかくangelaの「シドニア」が流れるところまで見て欲しい。*1
前情報
シドニアの騎士についての前知識はほぼなし、フルCGアニメってところで食指が動いてなかった。どうしても不気味の谷を感じてしまうのとフルCGで動くのはライブシーンくらいがちょうどよいと思ってたから。
弐瓶勉作品についても全くしらない。なんなら一八先生で見たくらいのレベル。
前(2021/07/05)に書いた上半期の映画についての感想で「シドニアの騎士がおすすめ」という情報をもらって調べたら劇場版総集編と1クール*2のアニメを前提にした完結作らしい。さらに言えば既に公開から1ヶ月経っており、先週の時点で大体の劇場が公開終了しており今週末を逃すとやばいとわかり、かなりの速成教育で劇場にかけこんだ*3
良かった点
最初の戦闘シーンの時点でロボの戦闘シーンとか惑星の光の反射とかがすごく綺麗で劇場版になるとこんなに作画コスト上げられるの!?って驚いた。実は第九惑星戦役から6年経ってるんだからそりゃそうだ。全体で本当に人の表情やカメラのアングルとかがすごくかっこよく撮れてた。液体の描写とかCG感を失わない綺麗さが良かった。
以下、ここ好きポイント
10年経ってナガテがみんなに認められてたところ
いきなり10年経ったよって言われてかなりびっくりした。なお公式HPのSTORYに書かれてる。
第八惑星での戦闘
シドニアの衛人が強くなってることを理解できたし、今までのラスボスだったベニスズメが四機小隊で襲ってくるのほんと卑怯なくらい強くて怖かった。
デートシーン
シドニア内部を衛人デートはかなり良かった。人気のないところを訪れたり、海で遊んだり・・・身長差15mのキスはすごいエモかった。
3.1機掌位
3.1?ってなったけど三機掌位に一機の攻撃編成かああああああ、落合には利かなかったけど融合機相手に遅れをとらずに一撃当ててるの仄姉妹強い!
angela「シドニア」
すこすこすこのすこ。嫌いなやつ誰一人いないレベルで好きなシーン。ここみるためだけに追加で1900円入れてもいい。
クナト改二搭乗
ノリオが自分と向き合って成長した感じがあってよかった。
ナガテvs落合 in レム恒星
主人公とラスボスの一騎打ち。圧倒的不利状況からナガテが逆転するのベタだけど好き
食堂のおばちゃんに悲しき過去
落合との恋人同士だったのかな?
俺はシドニアの騎士だ
タイトル回収シーンが嫌いな人はいない(断言)
つむぎの献身
ここで初めて泡状分解が人魚姫オマージュと初めて理解できた。人外であるつむぎが人間であるナガテに全存在を支払い。最後に泡となって消える・・・モニターに出る泡状分解確認は泣いちゃった。
大質量砲(主芯軸重質量砲)
本当にこのシーンはやばいと思ってしまった。
有能おばあちゃん
エナ星白につむぎの記憶を乗せて復活。これもまた人魚姫オマージュ(ディズニー版)
よく人外が人になることに結局見た目とかいう人は人外の見た目に囚われてるだけ。ナガテとつむぎは人と人外のまま好きになって人の姿になっただけ。
4人のパイロットで掌位組んだとこ
シドニアで離れる人と残る人が一緒とか戦友を感じられてよかった。
良くない、分からなかった所
公式HPが役に立たない
シドニアの騎士のHPが1期、2期のものが無くてあいつむぐほしの情報しかないせいでネタバレをくらいながら履修するはめになった。劇場版見てるときに星白死ぬの!?ってなったのはちょいトラウマ
重力子放射線射出装置
全員全く略さずに正式名称でしゃべるからちょっと笑っちゃった。略称か必殺技名つけたほうが良くない?
技術班の約1年の納期か半年になってどんどん短くなる所
やめろ!心臓に悪い!
緑川 実は中性だったの!?
調べたらそういうわけでもないみたい。じゃぁ最後のシドニアの艦長のかっこいい人誰?てっきり緑川が中性でイザナに合わせて男に変化したのかと思った。
結局、ガウナって何!?
落合は巨大船団みたいなのがアーカイブみたいに言ってたけど、カビに引き寄せられたり、ヘイグス粒子に引き寄せられる原因とか、ガウナの目的がわからないまま終わってしまった。あの世界ではレム恒星系のガウナは消えたけど、その外にガウナはまだいるんだよね?
結論
結局バンダイチャンネルの月額1,100円と映画代1,900円払ったけどめちゃくちゃ良かったので原作も読んで理解を深めます。さらに良ければ弐瓶勉作品も読んでみます。おすすめの順番とかあったら教えて下さい。